愛知県某老人ホーム様より、非常用発電機が起動しないとご連絡を承りました。現地調査を実施したところ、非常用発電機のエンジン燃料配管の中に空気が入った(エアガミ)為、「非常用発電機のエンジンが動かない!」という状態でした。

 

【なぜ、そのような状態になってしまったのか?】

愛知県某老人ホーム様で、以前停電になった際に非常用発電機が起動し、その際にエンジンの燃料を全て使い切って空になってしまったそうです。燃料が空の状態でエンジンが空回り(ガス欠状態)してしまい、その際に燃料配管の中に空気が入ってしまった為、今回の非常用発電機が起動しない状態になっていました。

 

非常用発電機のエンジンは燃料を圧縮してエンジンを動かす仕組みですので、燃料配管の中に一緒に空気が入ってしまうと、圧縮ができず、「非常用発電機のエンジンが動かない!」という状態になってしまいます。

燃料配管及び燃料フィルター内の空気を、燃料フィードポンプを用いて、空気を抜くメンテナンスをさせていただきました。空気が完全に抜けたことを確認後、無事に非常用発電機のエンジンがかかることも確認いたしました。メンテンナンスは1時間ほどで終了しました。

 

 

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